保育園は連絡帳のここをみている


連絡帳は保育園と保護者をつなぐコミュニケーションツール

保育園では家庭と保育園での様子をそれぞれ伝えるために連絡帳を採用している園が多いです。

最近ではスマホの連絡帳を導入している園もあり、これは、保育士の先生がパソコンで連絡帳を書くと、すぐに保護者のアプリに反映され、お迎えの時には「今日こんなことしていたんですね」と話題になるというメリットがあるようです。

保護者にしても、保育者にしても、やはり、園で、家庭でどのように過ごしたか、というのは気になるところです。

毎日書くこと悩みますよね

しかし、連絡帳は毎日のこと、保護者にとっては夕方迎えに行き、ご飯を食べて寝る、この短い間にどんな様子だったかを毎日書くのは大変ですよね。

以前、当園の保護者さんの中にはこどもと一緒に車で当園し、車中で連絡帳を書いておられる方もいらっしゃいました

はたまた毎日「健康です」の一言のお母さんもいたり、連絡帳は人により本当に様々です。

なにか特別なことを書かないといけないというよりは、お母さんお父さんの日記代わりでいいと思います。

こんな仕草が可愛かったこと、こんなことができるようになりましたとか。

そんな日常の姿を保育士も保護者も求めていると思います。

食事と排便の内容、タイミング

とは言え、きちんとチェックしている点もあります。その中でも食事と排便について。

保育園にとって「毎日家でどんなものを食べているかな」などはとても気になります。(反面保護者さんからするとプレッシャーなのかもしれませんが)

こどもの育ちの中で、やはり食べるものはとても大切です。

ぽにぃ保育園では和食中心の素材を活かした献立になっていますが、中には「白ごはんが食べられない」というこどももいます。

ふりかけまぜご飯や炊き込みご飯のなど味がついていないと白ご飯の味がない、といった具体です。

(こども達の食事に関することはまた別の日に書きます)

また、便秘気味のこどもなんかは便秘で発熱したりします。

便は体の状態を知るのに一番良いのです。

便の硬さ、色、量など、異常がないかということを常に観察しています。

こどもはお腹を壊すことも多いので水様便などが出た場合、感染のリスクもあるため、しっかりと確認をさせて頂いています。

思い出に残る連絡帳の価値

日々のやり取りもそうですが、やはり連絡帳と言えば、あとあと見返して懐かしむこと楽しみの一つです。

はじめてつかまり立ちをしたなど特別な日も

散歩や園庭でお友達と遊んだ日も

給食をがんばって食べた日も

全てがそのこどもの成長の記録です。

ぜひ、楽しみながら連絡帳を書いてもらいたいものです。

今日はここまで。

保育士と保護者を応援する「はせやん」こと長谷川裕(はせがわひろし)・エールエイド【Yellaid】

京都市左京区生まれ&育ち、 仕事は保育園の経営と保護者・保育士支援をしています。 「保護者と保育者の信頼関係」がこどもの成長に一番大切と考え、「保護者と保育者をつなぐアンケート」を全国に展開中。少子化の中で保育園としては、保護者満足が経営上の最大力点です。世界が幸せでありますように。

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